今回、撮影に伺ったのはブラインドサッカーチーム「松戸・乃木坂ユナイテッド」です。
そこに所属する、日本代表の佐々木康裕選手をたずねました。
ナビゲーターは千葉真子さん。
そもそもブラインドサッカーって言われて、みなさんはどんな事イメージします?「目が見えない人がやるサッカーだよね?」「たしかアイマスクするんだっけ」「なんか音の鳴るボール蹴ってたような…」こんな感じでしょうか。
たぶん、それさえも知らないって人も多いかと。自分は小・中・高とサッカー部だったのですが、ブラインドサッカーほとんど知りませんでした。こんなサッカー大好き人間でさえ、遠いところにあるスポーツだったんです。だから、ロケ前に情報集めに見学&体験をさせていただいたんですが…
もうこれが難しい!!!
ず~っと触ってきたサッカーボールだからアイマスクしてても、「まあトラップ・パス・ドリブル、ちょっとくらいはできるでしょ」と思い込んでました…。まずボールの距離感わからんし、トラップしたあとのボールの行方もわからん、そもそも自分がどっち向いてるのかももうわからん…
無理ゲーですよ。なんなんですかこれ。
でも、そこからだんだんトラップできたり、ボールをうまく蹴れた瞬間はかなり気持ちいいんですけどね。千葉さんがブラインドサッカーはできないことが多い分、伸びしろがあって、成長をより感じられるスポーツって言ってましたがその通りだと思います。
そしてそして一緒に練習させていただいた佐々木選手、マジうますぎ。
強く蹴ってもめっちゃトラップするし!
両足つかって信じられんくらいドリブル速いし!
佐々木選手マジ半端ないって!!
(分かる人だけわかってもらえればいいです笑)
ちなみに晴眼者でも、アイマスクすれば日本の規定では大会に参加可能です。(パラリンピックは国際規定なので出られません)
実際、松戸・乃木坂ユナイテッドにも目が見えるプレイヤーも何人かいらっしゃいます。その人たちにお話し伺った中で印象深かったのが、「ぼくはそんなにブラインドサッカー=目が見えない人のスポーツって感覚はないんです。手が使えない、足が使えないスポーツがあるように、目が使えないスポーツ、目が見える人も見えないひとも一緒にできるスポーツそれがブラインドサッカー」
公式ボールにもメッセージあります。
いやーシビれるじゃないですか。
放送は9月からです、お楽しみにー。