現代のビジネスで、動画は欠かせない宣伝ツール。
その反面、動画制作の相場がわからないので、作るのをためらうケースも多いですよね?

動画を作りたいけどお金がかかるから躊躇するよね?

はい。なので一応の相場と安く抑える方法があるので、お伝えしますね
というわけで、この記事は
●動画制作の相場を知っておきたい
●動画制作の費用には、どんな要素があるのか知っておきたい
●料金を安く抑える方法で、動画制作の予算を削減して発注したい
というお悩みをもった方向けに書かれた記事です。
個人で楽しむ動画と違って、会社のコーポレート動画は、自社で作るよりも、動画制作会社に依頼するほうが、コストパフォーマンスは圧倒的に上。
なぜなら、経験とスキルが違うから、、、です。
もちろん「どこかに発注してください」っていう営業的な記事でもありませんので、どうかご安心ください。
ただし、動画制作を躊躇する理由が費用なら、この記事を読んでから、いくつかの会社を選んで、見積もりを取ってみることをオススメします!
●TV番組で4度の受賞歴のある動画制作会社が運営しているブログ記事
●プライム市場に上場されている企業動画も担当
1. ジャンル別に見る動画制作の相場

最初に、ジャンル別の動画制作の相場です。
もちろん、受注するのが制作会社なのか?個人なのか?によっても受注金額は違うし、発注側の予算や、動画のクオリティーによっても金額は違います。
なので、ここは、自分の会社が受ける場合の平均相場です。ゆえにノークレームでお願いします(笑)。
今回は、下記のような4つのジャンルについて見ていきます。
・企業動画の相場
・イベント動画の相場
・動画広告の相場
・コンテンツ映像の相場
最初に一覧表です。
企業動画 | イベント動画 | 動画広告 | コンテンツ映像 |
30秒〜1分 | 撮影1日 | 30秒〜1分 | 短編|長編 |
30万円〜 | 20万円〜 | 100万円〜 | 数百万|1億円以上 |
それぞれについて見ていきましょう。
(1)企業動画の相場
企業動画は、企業のPRや製品紹介など、ビジネス目的の動画。
一般的には、制作費用が比較的高めになる傾向があります。相場としては、30秒から1分程度の動画であれば、30万円程度から制作可能です。
ただし、制作内容や使用する機材、出演者などによって費用は、おおきく変動します。

(2)イベント動画の相場
イベント動画は、たとえば学校の定期演奏会や、サークル発表会、ピアノ教室の発表会などの、イベント記録です。
●学校の吹奏楽定期演奏会
●サークル発表会
●ピアノ教室の発表会 など
これらは、DVD化して、記念に残したりする『記録事業』とも呼んでいます。
参加者の数にもよります
イベントの規模や内容によって費用は変わります。が、相場としては、1日撮影する場合で20万円程度から制作可能です。
ただし、編集や音響、BGMなどの追加費用がかかることもあるため、事前にしっかりと見積もりを取ることが重要です。
撮影費無料で、DVDを購入する人だけが支払うシステムで、動画制作をする会社もあります。

(3)動画広告の相場
動画広告は、商品やサービスの宣伝など、マーケティング目的で制作される動画です。
一般的には、高いクオリティが求められるため、制作費用が比較的高めになる傾向があります。相場としては、30秒から1分程度の動画であれば、100万円程度から制作可能です。
ただし、出演者やBGM、映像素材などの著作権料が必要になることもあります。

(4)映像コンテンツの相場
映像コンテンツは、映画やドラマ、音楽PVなど、エンタメ系の動画です。
一般的に、高いクオリティが求められるので、制作費用は高めです。
相場としては、短編なら数百万円から数千万円程度。長編映画になったら、制作費は軽く1億円以上でしょう。
ただし、著作権料や音響、出演者などによって費用は変動します。
2. 動画制作の相場をつくる5つの要素

動画制作の費用は、次の5つの要素があります。
①撮影の費用
②編集の費用
③音響の費用
④キャスティングの費用
⑤著作権の費用
まずは、ここから解説します。ひとつずつ見ていきましょう。
▼この記事でも料金内訳を紹介しています。

①撮影の費用
撮影の費用は、必要機材とスタッフの数が大きな要素。
でも、撮影スタジオを借りる必要があると、さらに大きく費用が変動します。
また、撮影する場所や時間帯によっても費用が変わるので、事前にしっかりと正確な見積もりを取りましょう。
・撮影するスタッフやカメラマンの費用
・カメラ機材や三脚、照明機材などの費用
・移動費や宿泊費などの交通費用
②編集の費用
映像編集に必要な費用は以下の通りです。
映像編集は、撮影後におこないますが、動画の完成尺によって変動します。
簡単な編集なら1分=1万〜も可能です。が、テロップを入れたり、BGMを入れたり、インフォグラフィックやCGを入れたりすることが多いので、結局、3万円以上になることが多いです。
ただし、ある程度の打ち合わせのあとなら、結果が見えるので、事前のお見積り提出は可能です。
③音響の費用
音響に必要な費用は以下のとおりです。
一番大きいのは、BGMや効果音の著作権料です。
が、フリー素材を使う場合が多いのと、最近では、撮影機材費や編集費に含めて見積もりを出すことが多いです。
④キャスティングの費用
キャスティングに必要な費用は以下のようになります。
・出演者のギャランティーや出演料
・衣装やメイクなどのアシスタントスタッフの費用
・スタジオやロケーションのレンタル費用

案外、お金がかかるやっかいなのが、これだよね?

はい。モデルさんを雇ったら、その人だけじゃなくメイクさんとか衣装さんとかも雇いますからね。
特に有名な俳優やモデルを起用する場合は、高額なギャラで、費用が大幅に増大します(笑)。
これらの費用を節約するなら、そういう人が必要ない構成案を事前に考えておく必要があります。
⑤著作権の費用
著作権に必要な費用は以下のようになります。
・BGMや効果音素材の著作権料
・使用する映像素材の著作権料
映像素材や音楽素材には、著作権がかかります。
もし、有名なアーティストの楽曲を使用する場合は、著作権料が必要です。
ただ、動画制作会社に依頼すると、フリー素材の使用で著作権料がかからないようにしてくれるので、相談してみると良いですよ。
3. 動画制作の相場を安く抑える5つの方法

動画制作の相場が高いと感じたら、以下の5つ方法で、予算の削減を試してみましょう。
❶スタッフの選定
❷使用する機材の選定
❸撮影場所の選定
❹出演者の選定
❺フリーランサーを使う
ひとつずつチェックして行きます。
❶スタッフの選定
動画制作に必要なおもな制作スタッフは以下の通り。
●カメラマン
●エディター
●音響スタッフ
●照明
●ディレクター
どんなスタッフを選ぶかで、クオリティや制作期間、コストが変わってきます。
スキルが高い人は、ギャラも高い!
当然、クオリティも高くなるけど、制作費も高くなります(笑)。
どんなクオリティの動画を、どのくらいの予算で作るか?によって、ちょうど良いコスパを目指したいです。
❷使用する機材の選定
動画制作には、カメラやマイク、照明などの機材が必要です。
ただし、カメラやマイク、照明など、一般的な撮影機材は、制作費にインクルードされていることがほとんどです。
問題になるのは、普段あまり使わないもの。
たとえば撮影用のクレーンみたいな大かがりな機材とか、出演者が多い場合に不足するワイヤレスマイク、出演者がカメラ目線でカンペ原稿を読めるプロンプターなど、ふだんの使用頻度が低いものとか、数が不足してしまうものが対象です。



この場合は、レンタルして使うなどすることになります。
なので、その分制作費が上積みされるけど、本当に必要か?も再考することで、制作予算の削減が可能です。
❸撮影場所の選定
撮影場所は、動画の雰囲気やイメージを決定するために重要な要素です。
自社内で撮影できれば良いですが、グリーンバックで、あとで合成が必要な動画を考えている場合は、スタジオを使うことになるので、その分、制作費がアップします。

合成処理が必要か?ほかの映像手法での代替案はないのか?などの検討余地があります。
●合成は本当に必要?
●インフォグラフィックなどほかの映像手法の方が安くないか?
❹出演者の選定
出演者の選定は、企画の目的やコンセプトに合った人物を選ぶことが重要です。
例えば、商品PRのための動画であれば、商品の魅力を伝えることができる人物を選ぶ必要があります。
有名人や専門家を起用すれば、金額は高いけど、信頼性や認知度を高められるメリットがあります。
出演者のギャラは、制作費に直結するので、慎重に検討しましょう。
❺フリーランサーを使う
動画制作会社を使うのではなく、フリーランサーを使って予算を削減する、という手もあります。
企業としての制作会社は、人件費の他にも、社会保険料や、家賃などが、価格に転化されるので、フリーランサーに比べると制作費はどうしても高くなります。
もちろんその一方で、機材やスタッフが充実しているため、間違いのない品質のものを、確実な納期で収めるという信用度は高いです。
が、どうしても予算が合わないという場合には、フリーランサーを探してみるのもひとつの手です。
動画制作の相場を徹底解説・まとめ

本記事では、動画制作の相場について業界別に徹底解説し、安く抑える方法も紹介しました。
業界によって相場が大きく異なるため、正確な見積もりを取ることが大切です。
また、必要最低限の機材や出演者、素材を選定することで、費用を抑えることができます。
動画制作を検討する際には、ぜひ参考にしてみてください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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