動画制作を依頼する会社を選ぶ6つのチェックポイント【動画制作のプロが解説】

【プロが解説】動画制作会社に依頼するときにチェックしたい6つのポイント

今回は「動画制作依頼をする会社を選ぶときに覚えておきたい6つのチェックポイント」を解説します。

ときに企業が外注依頼するときは、ある程度大きな予算が動くため、失敗が許されません。

なので、この記事は

企業で『動画制作を外注依頼する担当者さん向け』

に書かれています。

ちょっと難しい内容もありますが、できるだけ、わかりやすく書いたので、時間とお金が無駄にならないように、参考になると嬉しいです。

本記事の信頼性について

●TV番組で4度の受賞歴のある動画制作会社が運営しているブログ記事
●プライム市場に上場されている企業動画も担当

目次

動画制作依頼のポイント①動画制作の目的を明確に

動画制作依頼のポイント①動画制作の目的を明確に

動画制作を行う際には、効果的な成果を上げるために目的を明確にすることが非常に重要です。

動画制作の目的を明確にするメリット

(1)動画の目的=方向性
(2)効果的なシーンや構成を考えやすくなる
(3)明確な目的で創造性を引き出す

(1)動画の目的=方向性

目的がはっきりしていることで、動画の方向性が明確になり、視聴者に伝えたいメッセージが効果的に伝わります。

また、目標を明確にすることで制作チーム全体が一致したビジョンを持てます。

例えば、企業の新商品紹介動画を制作する場合、その目的は「新商品の特徴をアピールし、消費者に購入意欲を高めること」だとしましょう。

(2)効果的なシーンや構成を考えやすくなる

目的を明確にすることで、商品の特徴を効果的に伝えるシーンや構成を考えやすくなり、視聴者に強烈な印象を与える動画を作ることができます。

人によっては「目的を明確にしすぎると柔軟性が失われ、創造性が損なわれる」というかもしれません。

が、目的を明確にすることはむしろ、制作チームが創造性を発揮する上での土台となります。

(3)明確な目的で創造性を引き出す

明確な目的があることで、どのようなアイデアがその目的に適しているかを判断しやすくなり、逆に創造性を引き出すことができるのです。

したがって、効果的な動画制作のためには、目的を明確にすることが不可欠です。

それによって動画のクオリティを向上させ、メッセージを効果的に伝えることができるのです。

動画制作依頼のポイント②制作会社やクリエイターの選び方

動画制作依頼のポイント②制作会社やクリエイターの選び方

動画制作を依頼する際のポイントは、技術力だけでなく、企画力や柔軟な対応力を持った制作会社やクリエイターを選ぶことです。

制作会社やクリエイターの選び方は?

(1)企画力と対応力
(2)視聴者に響くストーリーや演出の提案
(3)ポートフォリオで過去の実績をチェック

(1)企画力と対応力

動画制作プロジェクトは、技術だけではなく、企画力や柔軟な対応力が求められることが多いです。

制作過程でアイデアの変更や予期せぬトラブルが発生することもあります。

なので、企画力や対応力の高い制作会社やクリエイターが望ましいです。

(2)視聴者に響くストーリーや演出の提案

たとえば、ある企業が新商品のプロモーション動画を制作する際、視聴者に訴求力のあるコンセプトやアイデアが必要です。

制作会社やクリエイターが企画力を持っていれば、単に映像を撮影・編集するだけでなく、視聴者に響くストーリーや演出を提案できます。

また、撮影中に予期せぬトラブルが発生した場合でも、柔軟に対応できる制作会社やクリエイターであれば、プロジェクトを円滑に進めることができます。

(3)ポートフォリオで過去の実績をチェック

技術力が低い制作会社やクリエイターでは、完成した動画の品質に問題が生じることがあります。

しかし、ポートフォリオや過去の実績をチェックすることで、技術力の高さを確認できます。

また、企画力や柔軟な対応力を重視することで、より効果的な動画制作が可能になります。

動画制作依頼のポイント③予算と納期の設定

動画制作依頼のポイント③予算と納期の設定

動画制作依頼をする際、予算と納期の設定は、たいせつなポイント。

適切に設定することで、トラブルを避け、最適な制作プロセスを構築できます。

期限と予算の設定で優先順位が明確になる

予算と納期の設定が重要である理由は、双方の期待のズレをなくし、効率的なコミュニケーションが実現できるから、です。

予算を明確にすることで、制作会社は適切なリソース配分や、コストパフォーマンスを考慮した提案が可能になります。

また、納期を適切に設定することで、期限管理や工程の優先順位が明確になり、制作会社も迅速かつ効果的な進行ができます。

ニーズに合った最高のコスパを演出

例えば、企業の新製品のプロモーション動画を制作する場合、予算と納期の設定を明確だと、制作会社は、顧客のニーズに合わせたクオリティの動画を提供できます。

予算に応じて、映像のクオリティや演出、編集のスタイルなどを最適化することが可能になるからです。

また、納期への対応もスムーズでしょう。

予算による自由度の制限でも創造性は失われない

「予算や納期の設定は制作の自由度を制限し、創造性が失われる」という意見があるかもしれません。

しかし、適切な設定は創造性を損なわず、むしろ条件をクリアしながらクリエイティブな解決策を見つけ出すことができます。

予算や納期の設定が明確であればあるほど、制作会社はその範囲内で最適なアイデアを提案し、クオリティの高い動画制作が実現できるでしょう。

動画制作依頼のポイント④コンセプトやストーリーボードの作成

動画制作依頼のポイント④コンセプトやストーリーボードの作成

動画制作において、コンセプトやストーリーボードの作成も重要なポイントです。

動画の全体像やシーンの流れを事前に整理しておくことで、クリエイターや制作会社にもイメージが伝わりやすくなります。

具体的なビジュアルや演出についても、できるだけ詳細に伝えることで、思い描いていた動画に近づけるでしょう。

コンセプトやストーリーボードの作成は成功への鍵

動画制作を外部に依頼する際、自社の思いや目的を適切に伝えることが、クオリティの高い動画を得るための基本です。

そのためにコンセプトやストーリーボードを作成はとても重要。

例えば、新商品のプロモーション動画を制作する場合を考えましょう。コンセプトやストーリーボードをきちんと伝えることで、制作サイドはターゲット層や商品の特徴、アピールポイントを把握しやすくなります。

迷いがなくなることで伝わりやすくなる

反対に、これらの情報が不十分だと、制作サイドは迷いやすくなります。

もちろん、クリエイターに一定の自由度を与えることも重要です。

クリエイターの独自の発想やアイデアによって、思いもよらない素晴らしい動画が生まれることがありますが、それは稀なことです。

クリエイターの自由度と依頼者の意図がつながる

コンセプトやストーリーボードを明確にしておくことで、クリエイターが自由度と、依頼者の意図が重なりやすくなります。

このように、制作サイドと効果的なコミュニケーションが取れることで、最終的な動画にも満足できる結果が得られるでしょう。

動画制作依頼のポイント⑤フィードバックと修正

動画制作依頼のポイント⑤フィードバックと修正

動画制作では、フィードバックと修正の段階も大切なポイント。

必要に応じて修正を依頼しましょう。

優先順位をつける

動画制作を依頼した場合、修正は、ほとんどの場合、1回です。

なので、しっかりと細部にまで動画に目を通して、修正したい箇所をきちんとまとめましょう。

動画制作依頼において、フィードバックと修正は、クオリティの高い動画を完成させる上で重要です。

依頼者が納得するために

というのも、フィードバックと修正は、クリエイターと依頼者の間のコミュニケーションがスムーズでないと、納得のいく仕上がりになりません。

逆にクリエイターもフィードバックを受けることで新たな視点や技術を磨くことができます。

そのプロセスを経ることで、最終的な動画の品質を向上させることにつながります。

過剰なフィードバックはNG

撮影前に、きちんとしたプロットや台本制作をして、ユーザーにOKを取ってから、撮影や編集を始めます。

なので、編集終了段階での過剰なフィードバックはNGです。

制作の進行が遅れたり、そもそものテーマから外れてしまう可能性が高いので、適切なタイミングと量でのフィードバック心がけましょう。

動画制作依頼のポイント⑥成果測定と改善について

動画制作依頼のポイント⑥成果測定と改善について

動画を作ったら終わりではありません。

この辺は、WEB広告や、SEOと同じで、一度でうまくいくことはないと思った方がよいです。

なので、かならず成果測定と改善を行いましょう。

成果測定と改善が必要なワケは?

なぜ成果測定と改善が大切かというと、動画を通じてユーザーとの関係ができるから、です。

投稿後の効果を踏まえて、改善すべきポイントを見極め、次の制作に活かします。

ここでは例として、企業プロモーション動画が、その後YouTubeに投稿された、という設定でみてみましょう。

たとえばYouTubeなら

一定期間が経過した後、動画の視聴回数やコメント、高評価と低評価の数を分析します。

そのデータから、動画のどの部分が受けているのか、どの部分が改善の余地があるのかを見極めます。

次回の動画制作時には、この分析をもとに工夫を加えることで、より多くの人に視聴される動画を作成することができます。

成果測定と改善までやってくれる会社は稀です

どんなに高品質な動画も、ターゲット層が違っていたり、そもそも動画を作る目的と期せずして外れていたら、当然結果はでません。

成果測定を行い、改善に取り組むことで、動画のクオリティはさらに高まり、ターゲット層へのアプローチがより効果的になります。

ただし、動画制作会社は、作るのがゴールなのが普通です。なので、依頼の際には成果測定と改善までやってくれる動画制作会社は、かなりレア。もし、そこまで面倒を見てくれる会社が現れたら、即決で契約することをオススメします。

動画制作依頼の6つのチェックポイント|まとめ

動画制作依頼の6つのチェックポイント|まとめ

動画制作を依頼する際には、6つのチェックポイントがあります。

動画制作依頼6つのポイント

①動画制作の目的を明確に
②制作会社やクリエイターの選び方
③予算と納期の設定
④コンセプトやストーリーボードの作成
⑤フィードバックと修正
⑥成果測定と改善について

すべてを網羅していることは、あまりないかも、ですが、チェックポイントとして覚えておくといいでしょう。

これらのポイントが、失敗しない動画制作依頼に結びつきます。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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【プロが解説】動画制作会社に依頼するときにチェックしたい6つのポイント

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